「体が硬くなった」は本当?40代から柔軟性が落ちる理由
「昔は前屈で手が床についたのに…」
「最近、靴下を履くのが大変になった」
「肩や股関節が動かしにくくなった気がする」
40代になると、こんな変化を感じる方が増えてきます。
では、本当に年齢とともに体は硬くなるのでしょうか?
答えは、
「年齢を重ねることで、柔軟性が低下しやすくなる」
です。
ただし、ここで大切なのは、
「40代だから硬くなる」のではなく、加齢に加えて、体を動かす機会が減ることなども関係している
ということです。
なぜ40代から体が硬くなりやすいの?
① 体を動かす量が減る
仕事ではデスクワーク。
移動は車。
家ではスマホやテレビ。
気がつくと、一日の中で体を大きく動かす時間がほとんどない。
このように同じ姿勢や動かない時間が長くなると、筋肉や関節を大きく動かす機会が減ります。
日常生活の活動量や生活習慣も、筋肉の柔軟性に影響します。
② 筋力が落ちてくる
「体が硬い」と聞くと、筋肉が伸びないことだけを考えがちです。
しかし、体をスムーズに動かすためには、
「柔らかさ」+「筋力」
の両方が重要です。
年齢とともに筋肉量・筋力が低下していくことも知られています。
筋力が低下すると、関節を大きく動かすことが少なくなり、結果として「動かしにくい」と感じることがあります。
③ 同じ姿勢が増える
40代以降は仕事や家事などで、同じ姿勢を長時間続けることも増えます。
例えば、
デスクワーク
↓
長時間座る
↓
股関節を動かす機会が減る
↓
「股関節が硬くなった」と感じる
ということもあります。
特に座りっぱなしの時間が長くなりすぎないよう、こまめに体を動かすことがすすめられています。
「体が硬い=筋肉が硬い」とは限りません
ここも重要なポイントです。
体の柔軟性には、
・筋肉や腱の状態
・関節の動き
・筋力
・姿勢
・痛み
・普段の活動量
など、さまざまな要素が関係します。
そのため、
「体が硬いから、とにかくストレッチ!」
だけでは十分ではない場合があります。
例えば、前屈が苦手だからといって、太ももの裏だけを一生懸命伸ばしても、股関節や背中など別の部分の動きが関係していることがあります。
40代からは「柔らかくする」より「動かす」
体の柔軟性を維持するためには、ストレッチだけでなく、普段から体を動かすことも大切です。
例えば、
・ウォーキング
・スクワット
・股関節を動かす運動
・肩甲骨を動かす運動
・体幹トレーニング
など。
厚生労働省も、身体活動量を少しでも増やすことや、筋力・バランス・柔軟性などを組み合わせた運動をすすめています。
「昔は柔らかかったのに」は、体からのサインかも
「昔より体が硬くなった」
これは単なる年齢のせいと片付けるのではなく、
「最近、体を動かす量が減っていないかな?」
と考えるきっかけにしてみましょう。
体は使わない動きから、少しずつ遠ざかっていきます。
だからこそ40代からは、
伸ばすだけではなく、動かす。
そして、
「柔らかい体」より「動ける体」
を目指すことが大切です。
「ストレッチしているのに体が硬い」
「昔より体が動かしにくい」
「自分のどこが硬いのかわからない」
という方は、まず現在の体の動きや筋力をチェックしてみましょう。
さつき通り鍼灸接骨院では、体の状態を確認しながら、施術や運動療法を通して「動ける体づくり」をサポートしています。
