その痛み、原因は痛い場所だけとは限りません。痛みの本当の原因を考える
「膝が痛い」「腰が痛い」「肩がこる」「足首が痛い」
このような症状が出たとき、多くの方は痛みがある場所に原因があると考えるのではないでしょうか?
もちろん、痛みが出ている部分に炎症や組織の損傷などがある場合もあります。
しかし、痛みのある場所だけを見ていては、症状の背景を見落とすことがあります。
今回は、痛みが起こる原因と、接骨院で考えていきたいポイントについてお伝えします。
1.痛みの原因は大きく分けてさまざま
痛みは、ひとつの原因だけで起こるとは限りません。
① 筋肉や関節への負担
日常生活やスポーツで、同じ動作を繰り返したり、身体に負担がかかり続けたりすると、痛みにつながることがあります。
例えば、
- 長時間のデスクワークによる首・肩の負担
- 階段の上り下りによる膝への負担
- スポーツでの繰り返し動作による肘や腰の負担
などです。
負担の程度や身体の状態によって、症状の出方は変わります。
② 身体の動かし方や姿勢
姿勢や身体の動かし方も、痛みの背景に関係する場合があります。
例えば、股関節や足首が動かしにくいことで、別の部位に負担がかかることがあります。
ただし、姿勢が悪いから必ず痛くなる、身体のゆがみがあるから痛いという単純な関係ではありません。
痛みの経過や動きの状態などを総合的に確認することが大切です。
③ 急なケガや組織の損傷
スポーツや転倒、日常生活での急な動作によって、筋肉・靭帯・関節などを痛めることがあります。
例えば、
- 足首の捻挫
- 肉離れ
- 打撲
- 靭帯や腱の損傷
などです。
強い腫れや動かせないほどの痛みがある場合は、医療機関での検査が必要になることもあります。
2.痛い場所と原因が異なることもある
例えば、膝の痛みを感じている方。
膝そのものに問題があるケースもあれば、股関節や足首の動き、筋力、活動量などが症状に関係しているケースも考えられます。
ただし、身体の別の部位が原因だと最初から決めつけることはできません。
大切なのは、痛みの場所だけでなく、
- いつから痛みが出たのか
- どんな動作で痛むのか
- 安静時にも痛みがあるのか
- 以前にケガをしたことがあるか
- 日常生活やスポーツでどのような負担があるか
を確認することです。
3.40代からは「年齢だけが原因」と考えない
40代以降になると、以前は問題なくできていた動作で痛みが出ることがあります。
その背景には、活動量の変化、筋力や関節の状態、睡眠、仕事や家事による負担など、さまざまな要因が関係する可能性があります。
「年齢だから仕方ない」と我慢してしまう方もいらっしゃいますが、痛みが続く場合は一度身体の状態を確認してみましょう。
痛みの原因をひとつに決めつけず、症状に合わせた対策を考えることが大切です。
4.学生アスリートは「練習量」と「身体の状態」に注目
学生アスリートの場合、練習量や練習内容の変化、休養不足、成長期の身体の変化などが、痛みの背景に関係することがあります。
例えば、
- 練習量が急に増えた
- 試合が続いて疲労が蓄積している
- 同じ動作を繰り返している
- 痛みがあるのに練習を続けている
このような場合は、痛みを我慢して練習を続けるのではなく、症状の状態を確認することが重要です。
成長期の痛みや繰り返す痛みには、必要に応じて医療機関での評価も検討しましょう。
5.さつき通り鍼灸接骨院で大切にしていること
当院では、痛みがある場所だけでなく、症状が出た経緯や身体の動き、日常生活・スポーツでの負担などを確認しながら、お一人おひとりに合わせた施術や運動療法を考えていきます。
鍼灸や筋膜リリース、運動療法などを選択肢として、症状や状態に応じた対応を検討します。
※症状によっては医療機関での検査や受診をおすすめする場合があります。
まとめ
痛みの原因は、痛い場所だけにあるとは限りません。
筋肉や関節への負担、ケガ、身体の動かし方、生活習慣など、さまざまな要因が関係している可能性があります。
「なぜ痛くなったのか?」を一緒に考えることが、身体の状態を見直すきっかけになります。
痛みを我慢し続けず、気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。
